大切に思うこと

[1]飼っている動物が、なるべく病気にならないように獣医学的な知識を提供出来るよう努力します。

予防医療に加え、血統や年齢より起こりやすい病気、知識不足で引き起こされる病気の予防など説明し、病気にならないように努め、動物と飼い主さんが楽しく健康に生活できるように、アドバイスをしていこうと思います。
最新の獣医医療を学習し、最新の医療の知見が提供できるように努めます。


[2]病気でなくても、話をしたくて、ケアーを目的になど、気楽に声を掛けて頂ける病院にしたいと思います。

体重チェックのみ、耳掃除のみ、爪切りのみ、肛門腺絞りのみ、流涙症対策としての脱毛処置のみなどのケアー的な来院を大歓迎します。
処置を行う合間に知りたい専門的な知識や雑談など飼い主さんにとっても有意義な時間に出来るよう努力します。
地域の方にとり、堅苦しくなく、気軽に相談して頂ける存在として貢献できればと思います。


[3]診断の必要な検査、治療方針や使用薬剤について十分な説明をした後、承諾を得て治療や投薬を行います。

血液の検査、レントゲンの検査、エコーの検査など、行うことの必要性を説明し承諾を得た後行います。
医療に携わる者の責任として、抗生物質、抗ウイルス薬、抗炎症薬などの薬剤の投薬は慎重に考え熟考します。
どうしても必要性がある場合は承諾を得た後投与、処方を行います。
長期的な薬剤投薬が必要な場合(アトピー性皮膚炎などのステロイドなど)は、最小で最大の効力が維持できる用量を模索し、飼い主さんのご協力のもと適正な投与量を見つけ出す努力を行います。(代替できる副作用のない治療があれば、飼い主さんに提案します)


[4]苦しみを伴いながら生活している動物の手助けをすることは重要だと考えます。

動物が苦しみながら生活している場合、幸せな生活が取り戻せるように医学的な手技や投薬を考慮し提案します。
高齢であっても、苦しみを伴いながら生活することより、治療によるリスクはあっても、それを上回る大きな利点が期待できる場合には詳しく説明を行い同意して頂き治療を行います。(高齢犬の歯科処置など)


[5]飼い主さんの心のケアーは非常に重要な獣医学的治療と考えています。

飼い主さんと良い関係を築く努力をし、なんでも気兼ねなく相談して頂けるようにおもてなしの気持ちで診療を行います。
動物の高年齢化が進む中、介護、病気に関する悩みを持つ飼い主さんを精神面から支えるサポートを行い、飼い主さんと動物が笑顔で生活出来るよう努めます。
動物が重い病に見舞われた時、どのように受け止め、どの様な選択肢がその子にとって良いか共に考え、飼い主さんと動物との絆が守られる事を大切に納得して頂ける治療が出来るよう努力します。


[6]自院では解決できない疾患と考えられる場合は、専門医又は二次診療機関を紹介します。

自院では診断がつかない疾患、解決できない疾患の場合、率直に飼い主さんに説明し、希望された場合は専門医や二次診療機関を紹介します。




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